moreとlessによるファイル内容表示


●catでファイルの内容を表示させることはできるが,より便利なmore,lessを
 紹介する。。
 
  1. まず,準備をしよう。ホームディレクトリに移動するして,ホームディレクトリ

      2003gairon
    という,この授業で使用するディレクトリを作る。

    そして,その2003gaironというディレクトリに移動する。

    次に以下のリンク

     ginga_euc.tar.gz

    をクリックし,ginga_euc.tar.gzをダウンロードする。


    OKを押すと,保存場所を聞いてくるので,2003gaironディレクトリをえらんでその中
    に保存する。まず,下図のグレーになっている「2003gairon」という部分をダブルクリック
    する。


    すると,下図のよう2003gaironディレクトリの中に入れるので,ここで「保存する」
    を押す。


    すると,ダウンロードが始まる。


    上図で,「閉じる」を押す。

    そして,ダウンロードした ginga_euc.tar.gzファイルを
     % tar zxvf ginga_euc.tar.gz
    として「解凍」する。


    すると,上図のように,ginga_euc.txt というファイルが生成されます。

    このginga_euc.txtというファイルの中身をcatで見てみる(下図)。


    すると,下図のように中身が長くて,流れてしまい,ファイルの最初の部分を見ることができない。


    そこで,登場するのが,moreコマンドやlessコマンドである。

    まず,moreコマンドを使ってみよう。moreコマンドは

     % more ファイル名

    とすると,ファイルの中身をページ単位で見ていくことができる。

    では,実際にginga_euc.txtの中身をmoreで見てみよう。下図のように
     % more ginga_euc.txt
    とする。


    すると,次のように最初のページが表示される。下図の場合だと,最初の20%を表示しているわけである。
    このように,ページ単位でファイルの中身を表示してくれるソフトを,ページャと呼ぶ。


    ここで,スペースキーを押すと,次のページを表示してくれる(下図)。


    しかし,moreコマンドでは,前のページに戻ったりすることが出来ない(上下矢印キーを試してみよ)。
    そこで,登場したのが,lessという高機能なページである。

    なにはともあれ,moreを終了しよう。moreは最後のページまで表示すると終了するが,
    意図的に終了させたい場合は,qを押す。下図は,qを押して終了したところである。


    では,次にlessコマンドを使ってみよう。lessは,

     % less ファイル名

    とする。では,
     % less ginga_euc.txt
    として,ginga_euc.txtを表示させてみよう(下図)。


    すると,次のように表示される。


    スペースを押すと,次のページに進む(下図)。


    上矢印キーで,行単位で前に戻ることが出来る。下図は,矢印キーで先頭部分に戻ったところである。


    lessは,qキーを押せば終了する。下図は,qキーを押して終了したところである。