「Windowsコンソールアプリケーション」プロジェクトの作成方法

2-(4) ソースプログラムファイルの新規作成とプロジェクトへの追加

【画像による手順解説】

• まず，①「ソリューションエクスプローラー」ウィンドウ内で → ②ソースプログラムファイルの
  追加先となるプロジェクト(図の例では「MyProg」プロジェクト)が選択されていることを確認する。
  (もし選択されていなかったら，プロジェクト名をクリックして選択する)
  
  
  
  
• ①「プロジェクト」メニュー → ②「新しい項目を追加」を選択する　
  
  
  
  
• 「新しい項目の追加」ウィンドウが表示されるので，①カテゴリ欄の「Visual C++」の中の ②「コード」を選択 →
  ③テンプレート欄の「C++ ファイル(.cpp)」を選択 → ④ファイル名欄に新規に作成してプロジェクトに追加したい
  ソースプログラムファイルの名前を入力する(この例では「main」) → ⑤追加ボタンを押す。
  
  
  
  
• すると，次図のように，①プロジェクトの中をみると，②「ソースファイル」フォルダ内に，③新たに作成した
  ソースプログラムファイル(この例では「main.cpp」という名前)が追加された状態になる。また，④中央には
  そのソースプログラムファイル(main.cpp)の中身が表示されている。まだソースプログラムファイル(main.cpp)
  には何も書かれていないので白紙状態。ここにプログラムを書き込んでいく。
  
  
  

  【ソースプログラムファイルのファイル名に「main」と指定したのに，実際には「main.cpp」となったのは何故？】 　・コンピューターで扱うファイルの名前には，末尾にドット(.)で始まる「拡張子」と呼ばれる部分がある。この「.cpp」 　　も拡張子で，そのファイルがC++（C言語を進化させたプログラミング言語）で書かれたソースプログラムであること 　　を表している。C++はC言語に機能を加えた物なので，C言語としても使える。本授業ではC言語の学習に，Visual Studio 　　で C++ を扱う「Visual C++」という機能を利用している。 　（参考）Visual Studio にはその他に，Basic という言語でプログラムを作る「Visual Basic」と言う機能， 　　　　　C# という言語でプログラムを作る「Visual C#」と言う機能などが含まれている。

  
  
  
• 以上で紹介した
  　　(a)「空のWin32コンソールプロジェクト」を作成
  　　　　↓
  　　(b) 新しいソースプログラムファイル(.cpp)をプロジェクトに追加
  という手順は，授業中に手早くできるようにしておこう。
  
  

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• 次に，以下の枠内のサンプルプログラム全体をコピーしよう。コピーするには，マウスのドラッグ操作
  で全体を選択してから，Webブラウザの「編集」メニュー→「コピー」を選択する。
  

  #include <stdio.h> int main ( ) { printf( "hello!\n" ); getchar(); return 0; }

  
  コピーできたら，Visual Studio の画面にもどって，main.cpp を表示しているウインドウにコピーした
  内容を貼りつける。(手順としては，Visual Studio のウィンドウを手前に表示させて，Visual Studioの
  「編集」メニュー→ 「貼りつけ」を選択する)　すると，次の様にプログラム (main.cpp) の中身(①)が
  できあがる。
  
  
  
  

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  【ファイルの保存方法】
  
  
• このプログラムの内容は，まだソースプログラムファイル「main.cpp」にはちゃんと
  保存されていない。そこで，このプログラム内容をソースプログラムファイル「main.cpp」
  に保存してみよう。下図にファイルの内容を保存する３つの方法を紹介するので，実際に
  保存してみよ。
  

  【ファイルの内容を保存する方法1】メニューから保存する 　①「ファイル」メニュー→ ②「(ファイル名) の保存」を選択。	【ファイルの内容を保存する方法2】ボタンから保存する ①フロッピーディスクの絵が付いたボタンを押す。
  		※「フロッピーディスク」とは 10年ほど前までデータを保存す るために用いられたディスクで ある。
  	【ファイルの内容を保存する方法3】キーボードショートカットで保存する 　①「コントロール(Ctrl)」キーを”押しながら”→ ②「S」キーを押す。
  		※このように，何かしらのアクショ ンを起こす特定のキー（または複数 のキーの組み合わせ）を，「ショー トカットキー」とか「キーボードシ ョートカット」等と呼ぶ。 ※ここで行った『コントロール(Ctrl) キーを押しながらSキーを押す』は ，『Ctrl + S』と略記される。この略 記はメニュー内にも併記されること が多い(第１の方法の図の緑の楕円 )。

  
  
  
  
• 次に，このシンプルなサンプルプログラムを例にして，プログラムのコンパイル・実行の方法を学習しよう。
  
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