シューティングゲームを作りながらプログラミングを学ぼう!
高校生対象・プログラミング入門 (C言語編)

【繰り返し処理 〜 while文・for文】
  • まず,もっとも基本的な繰り返し文であるwhile文を解説する。


  • ●繰り返し処理は,while文で書くことができる。繰り返し文でよく書かれるパターンに,
     「特定の回数だけ処理を繰り返す」というものがある。このようなパターンは,
    for文
     
    を使用するコンパクトに見やすく書くことができる

    1. for文の要点を下図に示す。



      問題:キーボードからint型変数nに数値を入力し,1〜nの合計値を計算して表示するプログラムを書け。
         2つの変数の初期化が必要な部分は,下図をヒントとしてみよ。



    2. while文で書けるプログラムは,すべてfor文に直して書くことが出来る。逆に,
      for文で書けるプログラムは,すべてwhile文に直して書くことが出来る。

      【for文・while文まで進んでいる場合は】
      ●for文を用いて,ゲーム開始前のカウントダウン表示を追加してみよう。testmain.cppの内容を以下に差し替えてみよ。
      薄い緑の背景部分が追加された部分である。ここでは,for文を使って,iを3から0まで変化させ,その値を画面中央に
      表示している。
      for.cpp

      ●また,while文を学習した後なら,上記のwhile文が処理を無限に繰り返す(無限ループ)ために使用されていることが
       分かるだろう。(条件式の判定結果は偽または真になるが,C言語では偽は0真は0以外の整数値で表現されているので,
       while( 1 ) { 処理 } は,いつまで経っても条件判定の結果が1(=真)なので,無限ループとなる)