if文による条件分岐処理


●条件を判定して,その結果により異なる処理をさせるためには,
 if文を使う。ここでは,if文を学ぼう。

  1. if文にもいくつか種類がある。まず,一番シンプルなif文から学習しよう。これは,
    条件が成立しているときだけ特定の処理を行わせるものである。




  2. 上図で紹介したif文は,条件が成立しているときに実行できる文は
     if( 条件式 )
    という具合にひとつだけである。これでは,少し不自由である。そこで,複数の文をひとつにまとめる
    ブロック文
    (下図)を使用すると便利である。




  3. 次に,ある条件が成立しているときと成立していないときで別の処理を行わせることの出来る
    if-else文を学習しよう。




  4. if-else文は2方向への分岐であったが,if-else文を組み合わせることで,多方向への分岐
    も可能となる。



    問題1:キーボードから入力したint型の整数値が,正の数か,負の数か,それとも0かを判別して表示するプログラムを作れ。

    問題2:int型の変数に生年月日を 19850101 というようにキーボードから入力し,
        5種類の明日の占いメッセージを表示するプログラムを作れ。
        (ヒント:入力された数値を5で割ったあまりを計算して,その結果で5種類の異なるメッセージを表示させればよい)