変数の使い方


●プログラムでは,情報(データ)をメモリ上に記録し,その値を変化させる
 ことでデータを処理する。メモリ上のデータを記録する場所のことを,
  
変数(variable)と言う。ここでは,変数の基本的な使い方を学習する。

  1. コンピュータでは,すでに学習したように,整数値や文字,実数値(浮動小数点数)を
    表現できるし,もちろんC言語でもこれらの情報を扱うことが出来る。C言語では,こ
    れらのデータの種類を,「データ型(data type)」と読んで区別している(下図)。



    これからしばらくは,上図で説明した int型を使って学習する。


  2. プログラムでは,情報(データ)をメモリ上に記録しておいて,その値を使ったり変化させて
    処理を行う。このようなメモリ上のデータの置き場所を,「変数(variable)」とい呼ぶ。




  3. 変数は,使用する前にあらかじめ「データ型」と「名称」を指定して,用意しておく必要がある
    この変数を用意することを,「変数の宣言」と呼ぶ。