プログラミング応用a 第13回 『インタフェイス(interface )』 -01〜interface

【 interace 〜純粋にインタフェイス部分しか持たない擬似的なクラス】

●いままで登場してきたクラスの仲間達
前ページで説明したinterface という純粋にインタフェイス部分しか持たない擬似的なクラス を含めると,
今まで登場したクラスとその仲間達の違いは下図のようになる。

●以下に, interface という純粋にインタフェイス部分しか持たない擬似的なクラスの定義方法を示す。
 なお,通常クラス(具体クラス,抽象クラス)については「継承する」という表現を使うが, interface を継承するときには,「実装する」という表現を使うことに注意。
 これは, interface から継承した抽象メソッドに「実装を与える」という意味から来ている。

インタフェイス型の定義方法






以下は,継承と実装を一緒に使った例である。
List 5


● Java 1.8 (Java SE8) での interface
 
 Java 1.8 (Java SE8) では, inteface についていくつか機能が追加され,
interface にも staticメソッドや 「default メソッド」 という実装付きのメソッド
が定義できるようになったが,これは次回取り上げる。