総合情報論 (環境情報学科1年次後期配当 金曜日3限) 大城クラス


■5.11/18 (シラバス:6.入出力の制御)

【目的】ファイルの管理法と,一般的な入出力制御のメカニズムの基本を理解
するのが目的。

●テキスト1での対応部分
 2-8 ファイル管理
  2-8-1 ファイルの種別
  2-8-2 ファイルの種類
  2-8-3 ファイルの編成法
●テキスト2での対応部分
 2.5 入出力の制御


 ●ファイル管理 (テキスト1:p148)
 ・「ファイル」という同じ単語でも,汎用コンピュータでは「レコードの集まり」,
  パソコンでは「文字やデータの集まり」を示す。

 ・多くのコンピュータの場合,ファイルを階層的に管理している。この階層構造を
  「ファイルシステム」と呼ぶ。
  UNIXでのファイルシステムの例

 ●ファイルの種類 (テキスト1:p150)
 ・ファイルの内部になるレコードにアクセスする方法は主に次の3種類がある。
   (1)順次アクセス(シーケンシャルアクセス)
   (2)直接アクセス(ランダムアクセス)
   (3)動的アクセス

 ・その用途や位置づけによって,ファイルを分類できる

 ●ファイルの編成法 (テキスト1:p152)
 ・順編成ファイル
 ・直接編成ファイル
 ・索引編成ファイル
 ・区分編成ファイル
 ・VSAMファイル

 ●入出力の制御 (テキスト2:p48)
  ※入出力制御には,周辺入出力制御と通信制御がある
    周辺入出力制御→ハードディスクやキーボード,マウスなどの周辺機器の入出力制御
    通信制御→ネットワーク機器との入出力制御

 ●基本的特徴
  ・入出力を制御する処理は,割り込み処理によって実現されている
  ・障害への対処を重視
 




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