引き続き,gaironunix2ディレクトリの中で作業を行う。今度は乗り物ファイルを
分類するために,下図のように vehicleというディレクトリを作っておこう。
このvehicleディレクトリの中に,乗り物の名前の付いたファイルを「移動」する。
ファイルの移動には,mvコマンドを使用する。mvとは,moveの略である。
mvコマンドの使い方には2種類有る。まず,あるファイルをあるディレクトリ内に移動
するには,
% mv ファイル名 移動先のディレクトリ名
とする。また,あるファイルの内容をファイル名を変えて移動するには,
% mv ファイル名 移動先のファイル名
とする。後者の方法を使うと,次のようにすることでファイルの名前を変更することが出来る。
% mv ファイル名 新しいファイル名
では,前者の使い方をして,car.txtをvehicleディレクトリに移動してみよう。下図のように
% mv car.txt vehicle
とする。
mvコマンドを実行したら,実際にcar.txtがvehicleディレクトリに移動したか確かめよう。
まず,gaironunix2ディレクトリでlsコマンドを実行してみる。すると,次図のように,
gaironunix2ディレクトリから,car.txtファイルが姿を消していることが分かる。
次に,vehicleディレクトリの中身を確認してみよう。lsコマンドを使って
% ls -l vehicle
とすると,次のように表示されて,vehicleディレクトリの中に確かにcar.txt
が移動していることが分かる。
同様に,
% mv motorbike.txt vehicle
% mv bicycle.txt vehicle
として,motorbike.txtとbicycle.txtもvehicleディレクトリに移動しよう。
ファイル移動後,lsコマンドでファイルの移動を確認すること(下図)。
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