オブジェクト指向アプローチ論 第5回-2
このページは,2007年前期まで実施されていた科目の補助教材ページです。既に履修し終わった方々
の参考のために公開を継続しています。したがって,内容が古いままのものが残っておりますので注意
して下さい。
※2007年度より実施されている2年生選択科目「オブジェクト指向プログラミングa」のページはここ
ではありません。「オブジェクト指向プログラミングa」のページは
こちら
です。
●クラスとオブジェクト(その2)「Javaを学ぶ 第7回 (2002年8月 )」
●「正しく動作するプログラムにおける変数のライフタイム」再掲
※今回は特に,オブジェクトの初期化について解説します。
●オブジェクト生成時の初期化
※まずは,オブジェクトを生成した後,少し経ってからメソッドの中で初期化を行う例を示す。
List 1
List 2
●コンストラクタ 〜 オブジェクト生成時に初期化を行うための特別なメソッド
List 3
●コンストラクタのオーバロード
List 4
※以下のように,コンストラクタの中で別のコンストラクタをthisという名前で呼び出して利用できる。
●引数なしコンストラクタ (デフォルトコンストラクタ)
List 5
●staticフィールドの初期化
●初期化の順番
List 6
●ある観点からは,Javaプログラムは,
・クラスのオブジェクトを生成・初期化する
・生成したオブジェクトのメンバを使う
というものであると言える。
例:ウインドウを表すオブジェクトを生成し,タイトル文字列で初期化して,サイズを設定して表示する。
List
実行例
このように,Javaには面白い機能を持ったクラスが用意されている。
基本的には,そのクラスのオブジェクトを生成・初期化し,そのオブ
ジェクトのメソッドを呼び出せばよい。
実用的で面白味のあるプログラムを作成するには,Javaに用意されて
いるクラスを一通り調べてみると良い。そこからアイディアが湧く場
合もあるだろうし,ある機能が必要になったときに,「そういう機能
なら,Javaにそういうクラスがあったっけ」と思い出して,すぐに
プログラムが作成できる。Javaにもともと備わっているクラス群の
マニュアルは,本学デスクトップPCの「スタート」→「Programming」
→「Java 1.5.0ドキュメント」で見ることが出来る。インターネット
では,
こちら
で見ることができる。