メソッド


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局所変数(メソッド内で使用される変数)

・メソッド内で宣言された変数は(仮引数も含む),局所変数(ローカル変数, local variable)と呼ばれる。
・局所変数の名前は,普通の変数と同様に好きな名前を付けられる。
・そこで,次の List 3 を見て欲しい。先ほどの例に出てきた平均値を計算するメソッド average( ) を定義し,利用している。

List 3


ここで,下図のように,「同じ名前の局所変数を複数箇所で宣言しているが,大丈夫なのだろうか?」という疑問が思い浮かばないだろうか。
つまり,「同じ名前の変数をあちこちで宣言しているけどコンピュータは混乱しないのか?」と。



・実は,メソッド内で宣言された変数はそのメソッドの中だけで有効になるので大丈夫。一般に,ある変数の有効になる範囲を,その変数の有効範囲(scope)と呼ぶ,。
  この点を下図で説明する(クリックで画像が切り替わり説明が進んでいきます) 。


・言ってみれば,メソッド内で宣言された変数はそのメソッド専用の変数になるのである。
 メソッド内で定義された変数が「局所変数」と呼ばれるのはそのためである。
  つまり,メソッド内で宣言された変数はそのメソッドの内部という限られた場所(局所)でのみ有効なのである。

・なお,次の様に同じ名前の局所変数の有効範囲が重なるとエラーになるので注意すること。
List 7


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