if文を使って円を動かしてみよう


【キーボードの矢印キーでキャラクタを上下左右に動かしてみよう】


■手順0:あらたなサンプルプログラムを実行してみよう。

  ここで解説したように,実行の構成を
     ・プロジェクトを「DxLibGame」
     ・メインクラスを 「If」
   にして実行してみよ。

  黒い画面上の中央に円が現れ,矢印キーで円を自由に動かせるはずである。

  このプログラムを例に,矢印キーの取得の仕方を紹介する。



 下図(If.java)の緑の部分が, Main.java に追加された部分(または変更された部分)である。

 DXライブラリのメソッド DxJava.GetJoypadInputState( ) メソッドに定数 DxJava.DX_INPUT_KEY_PAD1 を渡して実行すると(下図②),
 どの矢印キーがおされているかを int 型の値で返してくれる。その返り値を格納するための変数 keyInput を宣言しているのが下図①である。
    ・ 定数 DxJava.Pad_INPUT_RIGHT は右矢印キーを表す
    ・ 定数 DxJava.Pad_INPUT_LEFT は左矢印キーを表す
    ・ 定数 DxJava.Pad_INPUT_DOWN は下矢印キーを表す
    ・ 定数 DxJava.Pad_INPUT_UP は上矢印キーを表す
 といった定数が利用できる。

ここでは,if文で押された矢印キーの矢印の方向を判定し,その方向へ変の中心座標を5ピクセル
ずらしている(下図②)。この種類によって,押した矢印キーの方向へ円が移動することになる。

If.java (緑色の部分が Main.java に追加・変更を加えた箇所)
if.gif


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